沖縄県慰霊塔散策~南城市(旧大里村)大城の大城集落センター【絆之碑】【大里村大城青年團の鐘】

慰霊塔

大城集落センターに行ってきました。
No.xxの番号は、固定ページ慰霊塔(碑)調査の各項目です。

大城集落センター

大城集落センター

大城集落センター前の広場から撮影したところ。階段を登って左手に慰霊塔がある。

階段を登って、入り口左側に「絆之碑」「大里村大城青年團の鐘」がある。

入り口右に、ボンベ鐘。

入り口から振り返り、階段下を眺めたところ。左奥にエイサーの絵のある建物がある。旧盆にはエイサーとかもやっているのだろうか。

絆之碑(県管理Noなし)


第二次世界大戦集結六〇年を記念し、
大城区民が更なる永久平和と安全な生活
を祈願して、戦没者の供養と戦後復興
及び区の繁栄に努めた諸先輩への感謝
の気持ちと二度と戦争をしない・和の心
を育み、豊かな心と希望をもって生きる
ことを願い、石碑を建て子孫代々に
伝える。

石碑を建てる会
(二〇〇五年六月二三日)

大里村大城青年團の鐘(県管理Noなし)

大里村大城青年團の鐘
この鐘は「ウフグスク」の団結、振興の象徴として昭和
一〇年に、当時の青年団の奉仕作業の資金で制作された
ものである。沖縄戦で村に借り上げられ米軍上陸で行方
不明の所、米国カリフォルニヤ州ボートワイニミ海軍施
設内シービー博物館で保管されていることが分かり、大
里村当局より返還を依頼した。同館側より「自分たちが
保管するより地元で大切にして欲しい。」と快諾があり
平成四年八月返還が実現し、十一月二十九日チチガニャ
ー(鐘楼)に設置された。
 鐘は真鍮製で直径七〇センチ、高さ一三〇センチ、重さ
二〇〇kg、胴体には、振興、大里村字大城青年團、昭和
一〇年九月の文字が刻まれており、上部にはひまわりの
花があしらわれ、吊り部は、竜の頭が形造られている。
公民館前に設置され、時を告げるとともに区民への呼掛
けの鐘と親しまれ、その鳴鐘は東風平町まで聞こえた。
 戦時中は、ヘンサ森(現在のグリーンタウン)に設置し
緊急時避難報知の為に使われた。安寧と警鐘を伝えた鐘
は四七年ぶりに里帰りし、永遠平和の願いの響きの音に
応ずること後世に伝えて、大城区のシンボルとして先人
の足跡を今に響かせている。

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