図書館から借りた本。いちおうアマゾンリンク(アフィしてません)。以下、この本の備忘録。
「緊急でない」かつ「重要なこと」が人生の最優先事項。
緊急度が高い | 緊急度が低い | |
重要度が高い | 「第1領域」 | 「第2領域」 |
重要度が低い | 「第3領域」 突然の会議 上司からの「すぐに」の仕事 電話対応 | 「第4領域」 ゲーム ネットサーフィン 暇つぶし |
上の表の「第2領域」が「意識的に優先して行う項目」であるとのこと。
「緊急」かつ「重要」なのは、自然に行う。重要度が低くても緊急度が高ければ、これも自然に行う。
「緊急ではない」が「重要なこと」は、自分からアクションを起こさなければ永遠にやらない。上の表でいうと、勉強や自己啓発がまさにこれ。これをいかに意識して行うか、ということ。
「緊急ではないが重要度が高い」項目をいかに実施するかの習慣を身につけるための本。
- 用意するのは「手帳」「ペン」「三色マーカー」
- 最優先事項を優先する。
- 「手帳は1週間ごと」で考える。1日はスパンが短すぎ。1ヶ月は長すぎ。
6つのステップで考える。
1週間を3色で振り返る。(第2領域のみ)
仕事は黄色(会議とか)。自分自身の予定は赤(ジムで運動とか)。プライベートは青(子供の送迎とか)。注意点として「第2領域(重要なこと)以外は色を塗らない」。
そのためには、前提として、自分の人生で何が重要で何が重要じゃないかを決めないといけない。
自分の憲法(ミッション・ステートメント)を書き出す
自分の目標・信条・理念、そういったものを書く。何度書き直しても良い。
- 人生でもっと最も大切なものはなにか
- どんなことに生きがいを感じるか
- どんな人間になりたいか
- どんな人生を歩みたいか
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」・・・目標を建てること。それは手帳に書いて明確にすることで初めて意味を持つ。
1週間の「役割」を明確にする
「自分自身」「仕事の役割(上司・部下)」「プライベートの役割(父・子)」に分けて考える。
自分自身を高めるのは「自分自身の役割」。
P(プロダクション/成果)とPC(プロダクションケイパビリティ/成果を生み出す能力)のバランスを考える。
1週間の「目標」を建てる
自分自身の目標
- 肉体の目標:運動をする、おいしい食事、休憩
- 精神の目標:音楽を聞く、旅行に行く
- 知性の目標:本を読む、研修を受ける、ブログの更新(文章を書く)
- 社会・情緒の目標:知人との交流、ボランティア活動
目標は「重要度」で考える。
一つの役割で一つの目標。(自分自身、仕事、プライベート、それぞれ一つづつ)
「大きな予定」を先に入れる(本書では「大きな石を先に入れる)
先に「第2領域」の予定を入れる(意識して第2領域を実施する)。その次に第1領域の予定を入れていく。
第2領域のための指定時間を作る。「土曜日午前は自己啓発のための時間」とか。
「最優先事項」を考えながら実行する
予定通りに行かないのは悪ではない。
刺激(緊急の高いもの)にすぐ反応は良くない。予定が第1領域、第3領域だらけになり、第2領域(最優先事項)が実行されない。
休日が「第4領域」だらけになっていないか。
「燃えるようなイエス」があれば、堂々と「ノー」と言える。
なぜ第1領域、第3領域の用事を断れないのか。大きなイエス(第2領域)があるのなら、第1、第3領域にはノーと言おう。
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